「グルコティー」は、5種類の薬草を利用して血糖値を下げるハーブティーです。
糖の吸収を抑える効果を持つことで知られるギムネマをはじめ、植物インスリンを含むニガウリ、血糖値を下げる効果を持つシナモン、インスリン抵抗性の改善効果が期待できるステビアの4種の薬草が食後の血糖値上昇を緩やかに抑えてくれます。
この4種の薬草にリラックス効果と香りづけに使用されるカモミールが合わさって5種の薬草を利用した、手軽に血糖値コントロールができるお茶です。
特にギムネマは糖尿病治療・予防効果、そしてダイエット効果が高いことから、単体でもサプリメントやお茶として販売されるケースが目立ちます。
薬草として扱われるギムネマの歴史は古く、インドではギムネマの葉を噛むと一時的に甘味を感じなくさせることから現地の言葉で「砂糖を壊すもの」という意味で呼ばれ、約2,000年も前から糖尿病に対して民間療法的に使われてきました。
ニガウリは苦みが特徴の植物で、健康食としてよく知られていますが、苦み成分であるモモルデシン、チャランチンなどの他、植物インスリンによる糖尿病の予防効果が期待されています。
植物インスリンはインスリンとよく似た作用を起こしますが、薬品のインスリンとは違い、急激な低血糖を招くことはなく、正常な血糖値を維持する効果があります。
シナモンも昔から食用、または漢方としてよく用いられていましたが、糖尿に効果があると広く認められるようになったのは、2003年、アメリカの糖尿研究誌に血糖値を下げる効果があるという論文が掲載されてから。
「グルコティー」ではほのかにシナモンのにおいが漂いますので、シナモンの香りが苦手な方はまず単品の購入で試してみると良いでしょう。
ステビアは天然の甘味成分で、インスリン抵抗性を高める効果もあるハーブ。血糖値への効果もさることながら、お茶の味を調えてくれています。
また、グルコティーにカモミールが配合されているのは、お茶を美味しく楽しむだけではなく、カモミールにリラックス効果があるからです。
緊張や興奮、ストレスによって交感神経が優位になると血糖値も上昇しやすくなりますから、いかにリラックスするべきときにリラックスするかが、血糖値のコントロールをする上では重要なポイント。
美味しく、手軽に血糖値コントロールをするための、「グルコティー」です。